スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【--/--/-- --:--】 | スポンサー広告 | page top↑
夜のピクニック/恩田陸
夜のピクニック (新潮文庫)夜のピクニック (新潮文庫)
(2006/09)
恩田 陸

商品詳細を見る

北高の伝統行事「歩行際」。
80キロを全生徒が夜を徹して歩く。

面白かった。好きです。

自分自身は高校時代というものを、なかったかのごとくに思い出のひとつも浮かんでこない時期だと思っているのだけど。
もうちょっとあの頃にしか出来なかったようなことを、もっともっとしておけばよかったなぁ・・・と。

昨日から歩いてきた道の大部分も、これから二度と歩くことのない道、歩くことのないところなのだ。そんなふうにして、これからどれだけ「一生に一度」を繰り返していくのだろう。いったいどれだけ、二度と会うことのない人に会うのだろう。


繋ぎ留めておきたい、この時間を。このままずっと。


だけど、と貴子は呟く。
何かの終わりは、いつだって何かの始まりなのだ。


後半部分のこの気持ちの変化が、ぐっときた。
人生には、感傷がつきもの。それは当然。
楽しい時間は限られているからこそ価値があり、その時間のなかにたゆたっていたいと願いながら、その願いはいつだって空しく。
それでも、立ち止まることをせず、歩き続けなければならない。
それが生きるということ。
希望をもってせめて、立ち上がりたい。
スポンサーサイト

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

【2008/07/12 20:46】 | ロンドン五輪以前 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<アンネ・フランクの記憶/小川洋子 | ホーム | 一気買い>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
→http://chirinureba.blog19.fc2.com/tb.php/806-fd0c0b43
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。