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雪の夜話/浅倉 卓弥
雪の夜話 (中公文庫 あ 63-1)雪の夜話 (中公文庫 あ 63-1)
(2007/10)
浅倉 卓弥

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輪廻転生が大きなテーマ。

美大を出た主人公は、デザインの仕事を始めるんだけど、仕事に関しては才能を周囲に見せ付けつつも、人間関係でうまく立ち回れず結局は辞職に追い込まれてしまうという。

世の中そういうこともあるんでしょうかね。
幸いにして、私は女だし出世なんて出来ないし、周りのことにあきれるぐらい無関心だという自覚はあるけれども、それでも今の勤め先ではぜんぜん問題ないし。

輪廻転生を信じているので、内容はす~っと入ってきました。

相手が誰でどうして気にかかるのかさえわからなくなっても、ただ心配な気持ちだけはしっかりと残っている。


お話の中で、死者は魂のような存在になり、それまでの「生」をすべて忘れて新しい「生」へと旅立つ。
のだけれど、老いた連れ合いをひとり残してきた彼女は、なかなかまっさらになれないのだと。
そんな強い想いを、命ある時間にもてるのは素敵な事なんじゃないかなぁ‥。

一続きの命の中でも、こんなことを思ったことがある。
これほど強い想いはきっと初めて経験すると信じているのに、きっとそれは報われもしないし、いつしか自分は他の人を想うようになるのだろう、と予感している。
それだったら、今のこの気持ちはいったい何なのだろうかと。
いつか薄れ消えていく想いなら、どうしてこんなに重くつらく自分を苦しめるのか、と。
けれど、その想いはそれ以上に喜びをもたらしてもくれる‥。

想いは薄くなっても、存在したことはなくならないんだから。
大切なのは、その時その時、まっすぐに一心に心を傾けることなのかな。
恋に対しても、そうじゃないことに対しても。
真剣な気持ちは消えない、絶対に。
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テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

【2007/12/26 00:19】 | ロンドン五輪以前 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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