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薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木/江國 香織

薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木 薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木
江國 香織 (2003/06)
集英社

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たくさんの登場人物がいて、それぞれの視点から書かれながら話が進んでいく。
めまぐるしく視点が変わるから、最初はとまどったけど、馴れると面白く読み進めた。

それぞれの愛のカタチがあって、どれも正解でもないしどれも間違いでもないんだろうけど‥
でもそれならどうして、すべての人が等しく幸せでいられないんでしょうかね。

桜子が他人と思えなくて恐ろしかった。
まぁ私は、あそこまで自分本位にはなれないけど。
でもあの一途さがなんだか恐ろしいながら、うなづけてしまうところがあり。
怖い、怖い。

土屋って男は最低ですね。
奥さんを愛してなくて、浮気をして。相手が都合のいい女だと思ってたら、わざと妊娠され。奥さんの会社のアルバイト(=桜子なんだけど)に魔が差して手を出したらストーカーじみた行動をされ。
鉄槌だね。自業自得。
やっと奥さんのもとに戻る決心をしたときには、奥さんからは離婚を宣告される。
あぁ、気分がいい。

恋ってなんでしょう。
結婚ってなんでしょう。
なんだかどちらもとてもいいもののような気もするし、どちらもどうでもいいようなものの気もする。

他人同士が一緒になって、幸せを目指すというのは難しいことなのかな。





唯川恵さんの解説がよかった。
「恋におちるというのは、どこか死に似ている」
この方の本も読んでみたいなぁ。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

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